SI(国際単位系)の定義とは?

クエスチョン

現在のSI(国際単位系)の定義は2018年に改正される予定です。また、現在のSIも、「メートル法」の時代と定義が違っています。

クエスチョン

長さ1mの現在の定義は、子午線1000万分の1だったものから、「光が真空中を299,792,458分の1進む距離。」とされています。

メートル法の時は「長さ」が初めに示されました。その次が時間でした。
角度の定義は60進数(12進数系)で、三角関数がこの角度で考察が進んでいることから、変更は難しいと判断され、それにより、球体である地球の自転速度(正確には太陽の南中から次の南中前の時間)を基準としていたため、時間の単位に変更を加えませんでした。

SI(国際単位系)では、一番初めの項目がこの時間の定義です。

私に非常によく似た人物が過去に科学解説を行っていらっしゃった時、「量子力学、素粒子論」をあえて省略されていましたが、今回、私は、省略しません。

エネルギー量を厳密に観測、考察すると、実は、連続した値ではなく、整数倍の不連続な量であることがわかっています。
簡単に言うと、「飛び飛び」なのです。それが理由として、元素1個のエネルギーの状態の基準が存在します。

SI(国際単位系)による1秒の定義は、太陽南中間の24分の1の60分の1の60分の1から、「セシウム133原子の基底状態エネルギーの一つ次のエネルギー状態への変異に応じた放射の数値の91、926、311、770倍の時間」とされました。

このように、時間の定義が物理的定数を基準にしているので、天体といえども物体の運動を基準にしていることから、時間の経過により誤差が集積されていきます。

そこで、時間の基準はそのままに、国際的取り決めで「暦(カレンダー)」の方を修正することになっています。
通常、許容範囲を超えた誤差が予測されると、その都度、決められた日の「一日の長さ」を修正します。これを実行する日として選ばれる日の多くは、必要とする年の世界標準時(日本時間翌日午前20時)12月31日23時59分59秒の次に同日23時59分60秒(日本時間翌日午前20時59分60秒)を挿入します。
最近は、ゆるくなり、その日の24時間以内にその国の都合のいい時刻に挿入することになりつつあります。

この臨時に挿入する「1秒」を「閏(うるう)秒」と呼びます。
閏秒を入れる日を「閏秒のある日」、入れる年を「閏秒のある年」と呼びますから、「閏」とは増やすことそのもののことを言います。